2016年02月20日【毎日新聞】津波被害敗訴 「伝える活動続ける」…七十七銀遺族ら

敗訴が確定し、会見でこれまでの日々を振り返る原告の田村孝行さん(左)=仙台市青葉区で2016年2月20日午後1時5分、佐々木順一撮影

 

銀行女川支店(宮城県女川町)の従業員の一部遺族が20日、銀行に損害賠償を求めてきた訴訟の敗訴決定を受け、仙台市内で記者会見した。長男健太さん(当時25歳)を亡くした田村孝行さん(55)は「次に同じことが起きないよう、企業や学校の防災に生かしてほしいという思いで裁判を続けてきた。(敗訴は)新たなスタート。反省と教訓を伝える活動を続ける」と語った。

 遺族側は、銀行が支店徒歩3分半の高台ではなく、高さ約10メートルの屋上を避難先に選んだことなどを安全配慮義務違反に当たると主張してきた。1、2審とも遺族らの訴えを棄却、最高裁も今月17日に上告を退けた。

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引用: https://mainichi.jp/articles/20160221/k00/00m/040/037000c (毎日新聞)

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