2021年03月12日【朝日新聞】「あなた」がいない10年 悲しみを力に変えた慰霊の旅

大切な人、住み慣れた町を一瞬にして奪われたあの日から10年が経ちます。残された人たちは苦悩を抱えながら、互いに支え合い、生きてきました。

私たちは、家族の歩みをカメラで記録してきました。写真には、それぞれが見つめる「あなた」への思いが詰まっていました。

東日本大震災による津波で、長男の健太さん(当時25)を失った。七十七銀行女川支店(宮城県女川町)の銀行員。支店長の指示で高さ10メートルの支店屋上に避難したところに、約20メートルの津波が押し寄せた。行員12人が犠牲となり、うち8人はまだ見つかっていない。

会社の管理下にある従業員の命を守るのは、誰なのか。走って1分のところにある高台にどうして逃げられなかったのか。

 

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引用:2021年3月11日 朝日新聞より

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