2016年06月22日【毎日新聞】企業防災の大切さ訴え 七十七銀行員遺族が講演 /宮城

企業防災の重要性などについて語る田村孝行さん(右)と弘美さん=松島町で、佐々木順一撮影

 

東日本大震災の津波で七十七銀行女川支店(女川町)の行員だった長男健太さん(当時25歳)を亡くした大崎市の田村孝行さん(55)、弘美さん(53)夫妻が18日、松島町のホテルで企業関係者を前に講演した。田村さんは「企業は社員の命を最優先に、日ごろの防災の備えが万全か徹底的に考えてほしい」と企業防災の大切さを訴えた。

 2011年3月の震災による津波は高さ10メートルの同支店の屋上まで到達。屋上に避難した健太さんら12人が犠牲となった。田村さん夫妻ら遺族は七十七銀行を相手に損害賠償を求めて提訴したが、今年2月に最高裁で遺族側の敗訴が確定した。

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引用: https://mainichi.jp/articles/20160622/ddl/k04/040/285000c (毎日新聞)

 

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