2021年12月13日【ご案内】「健太いのちの教室 まなびの広場 第3回」開催のご案内

 

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東日本大震災より10年と8カ月が過ぎました。
私たちは、震災により女川で息子健太を失いました。
東日本大震災の津波により、多くの犠牲者が出ました。
そこには「守れたいのち・守るべきいのち」がありました。

大切ないのちからの学びを語り継ぎ、「明日は我が身」として考えて貰い、災害から命を守ることができる社会を作りたいと考え、一般社団法人健太いのちの教室を設立しました。

女川町を訪れた方々に風景を見てもらいながら、震災で起こったこと、守れたいのちがあったことを伝え続けてきました。しかし、昨年来コロナ禍の影響が大きく、女川に来ていただくことが難しくなり、思うように活動ができない状況が続いております。こうした状況の中、いのちからの学びをなんとか伝え続けたいという想いから、オンラインでの伝承活動を始めました。

女川の風景を実際に見ていただくことはできませんが、全国全世界の方々と東日本大震災の教訓を学びあう「まなびの広場」を不定期開催しています。毎回ゲストをお招きし、ゲストとのクロストークと参加者とのディスカッションを、息子健太が幼い頃遊んだ松島町の自然豊かな里山からお送りしています。

女川を歩いていて、偶然出会い、話を聞く。コロナ禍以前は、そんな出会いが多くありました。オンラインでも気軽にご参加いただき、みなさんと自由な意見交換をしながら、未来のいのちを守るために何ができるのかを一緒に考えたいと考えています。

第3回となる今回は、七十七銀行女川支店の被災状況と小さな鎮魂の花壇から始まった被災者に想いを寄せるモニュメント、そこから繋がった人の輪についてお話します。ゲストは2015年に女川のモニュメントで出会い、毎年特別公開講義を開催していただいており、一般社団法人 健太いのちの教室の世話人にもなっていただいている、専修大学・法学部・飯教授です。当日、飯教授は宮城に来られ松島から一緒に「モニュメントからの伝承と繋がり」などについてお話いただく予定です。

ご多忙と存じますが、ご参加頂ければ幸いです。

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「第3回 健太いのちの教室 まなびの広場(オンライン)」

◆日時:2021年12月19日(日)13:00―15:00
※12:45より入場可
◆主催:一般社団法人 健太いのちの教室
◆オンライン:申し込まれた方へ後日zoomアドレスをお伝えします。
<Zoom参加にあたっての注意事項>
・Wi-Fi環境をご用意いただくことをお勧めします。
※Wi-Fi環境下で使用できない場合、別途パケット通信料が発生します。
・カメラが映らない、音が出ない、インターネットに接続できないなどシステムや環境上のフォローはできません。ご了承ください。
・WEB会議用アプリ「Zoom」を事前にインストールしてください。音声や映像、通信環境を事前確認されることをお勧めします。
◆参加:無料
◆プログラム(予定)
①七十七銀行女川支店の津波被害
「 小さな花壇から始まった伝承の輪 」
報告者:健太いのちの教室 代表理事/七十七銀行女川支店津波事故遺族
田村孝行・弘美
②ゲストトーク
「 女川モニュメントでの「語り部」を通じたつながり 」
健太いのちの教室世話人/専修大学・法学部・飯考行教授
③クロストーク
「 モニュメントを通じたつながりの広がり 」
田村孝行・弘美 × 専修大学・法学部・飯考行教授
④参加者も交えた意見交換
◆お問合せ:健太いのちの教室 kenta.inochinokyousitsu@gmail.com
※常駐のスタッフがおりません。返信に少々お時間いただくことご了承いただければと思います。

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